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えりぬき
東京ビッグサイトの国際ロボット展に行ってきました。社用で。わーい。何でも言ってみるもんです。
予想にたがわず、工業用ロボット企業の小間にまでお宝が潜んでいました。ほくほく状態過ぎですが眠いので、今日はさわりの写真を1枚ご紹介。
……なぜに、会場内に一体しかない系統のレア物を出すかな。(有)姫路ソフトワークス謹製のれっきとした二足歩行ロボットで、サイズはビスクドールくらい。踊ったりアイドルポーズを取ったりできるようですが、会場で見た限りでは座っているだけでした。
今回は一貫して、携帯デジカメ(V603SH)で撮影しました。480x640ハイクオリティ、「シーン別設定」オートでお任せです。とはいえレタッチもしてますが(シャープネス掛けるの好きなのだ(^^;))
そして気付いた事。ケータイで撮ると、縦位置の写真が多くなる。
はやぶさはどうやらイトカワ土産をもらう事に成功したようだし、後は2007年の帰還を待つばかりか、やれやれ一段落……と、はやぶさ関連ニュースへの注目度を下げようとしていた矢先。
(JAXAは11月の)29日、姿勢制御用のガス噴射エンジンに新たなトラブルが発生したと発表した。(中略)12月上旬までに復旧できなければ、07年6月の帰還が困難になる。
いやー。もうやめてーえ。ハリウッド映画じゃないんだから、次から次にトラブルを起こさなくていいんだよ!
スラスターが動かなかったり、燃料が漏れたっぽかったり、音信不通になりかけたり、無人探査ならではの隔靴掻痒をこれでもかと味わわせて下さってます。こういう方向性のエンターテイメントいらないから。物語だと、誰が構えてるんだよっていうカメラ目線で故障部位がスクリーンに映し出され、解決への糸口を発見させてくれるんですが、現実は厳しゅうございます。
12月にするりとイトカワ周回軌道を離脱して、みんなが忘れてしまうほど淡々と、地球に向かってきてくださりませ。お願い。
Yahoo!ニュース経由で、『東芝のビデオデッキに発火の可能性』という読売記事を見付けて、ぎくっとしました。
ただいま活躍中の録画マッシーンは何を隠そう、東芝製のDVD/HDDレコーダRD-XS36なのです。すわ交換騒ぎか。
ビデオテープの挿入口のバネが外れて内部の基板に落下し、発火するケースが1件起きた
あらっ。ビデオテープ。じゃあ、DVD/HDDレコは関係ないのね?
探してみたら、AV Watchでの同等記事は、『東芝、VHSビデオデッキ約11万台に発煙・発火の可能性』でした。
これなら誤解が生じる幅は小さくて済みます。読売さん、わざとやってんじゃないんだったら、最初からなるったけ対象範囲を絞り込んだ見出しを書いて下さい。ぎくっとして損しちゃったい。
ちなみに、対象VHSビデオはA-B8シリーズとの事で、AV Watchに個別機種名が書かれていました。参考まで。
この手の、恣意的なんじゃないかと邪推される李下で冠なキャプションは、新聞社よりもIT系ニュースサイトの方がお得意ですけどね。しょっちゅう見掛けるからって許されるわけじゃありません。物書きのプロの皆様、もうちっと推敲してくだされ。
さて。経緯を知らないので軽率な発言かもしれませんが、11万分の1の事故に対して全機無償修理チェックで応じた東芝は、誠実だと思います。客から突き上げられての決定だったら興醒めですが、ここはひとつ、良い方に解釈してほめときましょ。誉め間違いのきまり悪さは、けなし間違いのきまり悪さに比べたら、天と地の差ですから。
最近、なまじテレビで特集が組まれまくったりしたおかげで、めっきり怪しいイメージが固定してしまった秋葉原。
職場じゃ、新宿二丁目の別趣味バージョンみたいな扱いに成り果て、ピンポイントで店を話題にするにも取扱注意となってしまっています。
シアターアプルに行くと言えば何でもないのに、歌舞伎町に行くと表現しちゃうと途端に微妙な空気になっちゃうような、そんな感じです。ええ。
さてさてそれはともかく。秋葉原ダイビルにて、家庭用ロボット中心の「アキバ・ロボット文化祭2005」なるイベントが開催されていたというではありませんか(;_;)
展示即売もやっていて、思う存分触れたようです。あー楽しそー。わー財布の紐ゆるみそー。
くそう。秋葉原ネタ自体を網膜フィルタリングしてるから、こういう失態を犯すのだ。
ダイビルってできたばかりのCROSSFIELDっすね。無念。こうなったら、iREX2005:2005国際ロボット展見学はなんとしても実現するぞ!
以下愚痴。裏街道にいるべき趣味が堂々と白日の下に晒されていると、慎みがなくて興醒めなのですわん。玄人しか知らない裏通りにあるからこそ、味わいが増すってものではありませんこと?せめて、メインストリートやそこから見える通りは、子供や女性や親に正体を聞かれても口ごもらないような展示物を並べておいてもらいたいのよん。(や、随分行ってないので、現状は知らないのですが(^^;))
たぶんほぼ間違いなく遂に世界初の偉業を成し遂げた、JAXAスタッフとはやぶさに拍手うう。そして、写真入りブログの更新に感謝します。そのうち消してしまうのかな?いまのうちに、重要ポイントを記しておきます。
黒いノートPCの両脇にリポDのケースを横倒しに置いてブリッジにし、デスクトップPC用キーボードを乗せてありました。どこのメーカーか不明ですが、ノート純正キーボードはそんなに使いづらいのか。よよよ。
現場には、作業着の人とワイシャツネクタイの人とスーツの人と私服セーターの人が入り交じっていました。夜中なので、どっちかというとスーツ姿に驚きました。おつかれさんっしたぁ!
えー。こんな喜ばしい日に水を差すのは甚だ野暮天なのですが、肝心の地球帰還に向けては、スラスターのトラブルという不安材料があるのでした。燃料残量はいわずもがな。あと、「セーフモード」になっているそうですが……これはいわゆるWindowsのセーフモードと同じ、可能な作業が限られている状態って意味なんでしょかね。
せっかくここまでやったんだから、是非にも無事に試料を持って帰ってきておくれ。2007年6月、有人飛行で出迎えに行けそうには、あまりないのだから( _ _)
いいように右往左往させられましたが、はやぶさは只今、11/26 7時JSTの再着陸を目指して降下中です。
「再」。昼間のテレビ欄に並んでるのと同じ字なのに、なんでこうも嬉しいのかな。
再着陸にだけ成功すりゃいいってもんでもないマイナス思考がいくらでも湧いてきますが、今はやめておきましょう。
ブログは仕切り直しのためか、前回のエントリを全削除してしまいました。もったいない。
ダイキンの水滴形マスコットキャラ、ぴちょんくんがロボットになりましたとさ。造ったのは、ロボカップ世界大会2連覇メンバーを擁するヴイストン、ROBOVIEにも一枚噛んでいる猛者です。実力は申し分ありません。
ぴちょんくんが「ロボぴちょんくん」胸部に搭乗して操縦しているという設定です。アニメよりも、むしろ特撮のノリですね。東映っすよ東映。
そして、まいど気になるプロポーション。身長70cm、体重3kg……ちょっと待った、3kg?臭いや煙に反応して「電撃パンチ」を打つ、着ぐるみショーみたいな振り振り踊りロボットが?しかも製作期間2か月?
すいません迫力負けしました。ロボぴちょんくんはCM出演するそうです。こりゃまさに百聞不如一見。ダイキンのサイトでもムービーを見られますが、やっぱり実世間で目にしたいもの。ダイキンは山手線映像広告の常連だから、音声無しバージョンだったら山手線でも流れるかもしれません。
しかし正直、パンチはリーチが短すぎるかと(^^;)
はやぶさが前回、まさに着陸を敢行しようとしていた頃、地球では観測局がNASA深宇宙局からJAXA臼田局へと切り替わる真っ最中でした。
そして、着陸失敗したと発表して宇宙開発関係者やファンを嘆かせた後、データを再解析してみたら。
「はやぶさ」は、小惑星から離陸した(世界で)最初の宇宙船となりました。
待てー!
着陸してたのかー!!
日本の宇宙開発にしては珍しい、世界一番乗りの快挙を、なぜに失敗レポート風味で伝えられねばならんのでしょうorz
着陸している事にはやぶさ自身が気付かず、地上の観測局も切替のどさくさでサポートできなかったため、30分ほど無為に骨休めしていた模様。
高専ロボコンの自動ロボットですか(泣笑)
喜んでいいやら貶していいやら褒めていいやら判断がつきません。と、とにかく、着陸できる能力はあったんだから、次もいけますよ。11/26 7時頃JSTの着陸を信じましょ。
冬桜は掲載対象外と言い張っているいざや桜の樹の下へに、冬桜中継サイト情報を掲載しました。
更新日は今日ではなく、あえて10/25にしました。
2005年度秋冬桜の中継地点3サイトのうち最後の、【愛知】小原地区[小原観光協会]が中継を開始した日です。
残りの2ヵ所(【群馬】鬼石町・桜山公園[鬼石町HP]と【埼玉】城峯公園[神泉村HP])は、なんと両方とも、2006/1/1に吸収合併されて中継サイトの自治体が消滅してしまうのだ(;_;)
2005年の秋、最後までけなげに情報を伝えてくれたという、切ない記録です。
両方とも、支所とかなんとか取り繕ってサイトを継続させ、桜情報を続けてほしいものです。
面積の広い自治体の一部になると、埋没しちゃうよ。地域外からのお客さん減っちゃうぞ。むしろ情報発信を充実させるべきだ!
殊に、鬼石町はBN完備だしマスコットキャラ可愛いし、サイトデザインはメルヘンキュートだし、消滅するにはあまりに惜しい〜。【岐阜】荘川桜[飛騨荘川観光協会](=旧荘川村HP)みたいに、うまいこと引き継がれることを祈ります。
揶揄の意味の「大本営」には、紛らわしいを通り越して嘘っぱちな発表をする公式機関という含みがあります。
11/20の記事で、JAXA宇宙ニュースを大本営発表呼ばわりしたこと、謝罪申し上げます。JAXAは発表タイミングが遅くて表現が紛らわしいだけで、大本営ではありません。
JAXA宇宙ニュースの的川さんの文章にやられちゃったんだからしょうがない。
宇宙開発史に金字塔を打ち立てる「はやぶさ」ミッションは、終わっておりません。“Never give up.”が身上の川口プロマネを中心として、チームは不眠不休の努力を継続して、25日以降に着陸・サンプル採取の最後の関門に再度挑む決意と構えを新たにしています。
しょうがないじゃん。宇宙開発話が好きなんですよ。こんなん言われたら、激励するしか道はないざんしょ。
前回も書きましたが、はやぶさが他天体に着陸して、それっきり永住するミッションではないわけで、難易度は相当高いのです。松浦晋也のL/Dさんに掲載されている詳細な記事が、手探りの世界を改めて実感させてくれました。世間様、失敗失敗と簡単に決めつけて責めないでおくれ(;_;)
蛇足。"Never give up"と聞くと、昔は「今いきなりー抱き寄せてー」だったのに、最近じゃ「Never surrender」が続いてしまって参ります。これが時の流れか。進歩はしていない模様。
国土交通省が、「写真を撮るパーキング」スポット=「とるぱ」の紹介サービスを、2006年から全国展開するそうです。
元々は九州地方整備局で盛り上がっていて、道路部の草野裕一氏が国土技術研究会で全国披露したってとこでしょか。や、時間軸や因果関係は妄想です。悪しからず。
写真コンテストで新規推薦スポットを選んだり、なかなか楽しそうですね。うまく全国展開できるといいなあ。やっぱ南関東の王道は富士見スポット?
それにしても。「とるぱ」。語感がどうにもこうにも。そしてなぜに.com。外郭団体っていうのかな、別団体だからgo.jpは使えなかったのかもしれませんが、正体知らないとURLクリックしづらいよ(^^;)
ともあれ、国土交通省と気象庁は、皮肉抜きで、官製ウェブサイトの双璧ですわ。更新頻度が高くて見やすくて役に立って柔軟。気象庁はサーバも頑丈。才能の発揮方法を心得ている人は、どんな場所にあっても、ちゃんと輝くのだなあ。かっこいい(って、よく考えたら気象庁も国土交通省でした。国交省IT担当官僚、偉い)。
はやぶさは、イトカワ地表まであと10mのところまできて、着陸を断念してしまいました。再挑戦は25日頃だそうです。
ただし、はやぶさに搭載されていた、88万人の署名入りターゲットマーカーは、ほぼ間違いなくイトカワに着陸しました。
ターゲットマーカーを先に落として、そこに向けてはやぶさが進むという手順だったため、マーカー成功・はやぶさ失敗の組み合わせになったようですね。ううむ微妙だ。
もっとも、着陸といっても、オポチュニティたちみたいに長居するわけではなく、ちょいと着陸してぱぱっと土壌サンプルくすねてひゃほーと再離陸する手短ステイです。2007年に地球に戻ってきて、土壌サンプル入りカプセルを回収するまでが遠足、もとい、ミッションなんですな。
朝っぱらから通信途絶で気を揉ませて下さいました。JAXA大本営は情報更新が遅いし、ニュースサイトは憶測先走りしそうだしで、右往左往ですよ。いや、昼間はマラソン見てたりしてましたけども。
リトライは条件が厳しくなりますが、頑張れ!
はやぶさのイトカワ降下は11/20、と日付だけ聞いていたのでのんびりしていたら、20日は20日でも、11/20早朝着陸でした。うわわわ。
21時ごろからブログ更新が始まり、こうやって書いている間にもミッションが進んでおります。無声ライブビデオは直通URLhttp://jaxa.tv/video.html、11/20 2:00〜9:00中継予定で、Windows Media Playerによる配信です。
ごちゃごちゃ書いてる場合じゃないので今日はここまで。ブログに更新時刻が入っておらず判りづらいですが、予め撮影済みの写真を後からポストしたりしてるからしょうがないのかな。ブログのデザインが好みだあ。シンプルだけどノーブルでよいねえ。
いわゆる出オチの一発芸というやつですが、どうしても取り上げずにはいられません。
H2Aロケット8号機の機体に、環境保全に役立つ商品や活動を示す環境ラベル「エコマーク」が付けられることになった。
正確には、H2A 8号機ではなく、打ち上げる陸域観測技術衛星ALOSの観測データがエコなんだそうです。再生材で造ったわけじゃないのか。ああびっくりした。衛星にはエコマーク貼らないのかな。観測データにエコマークのウォーターマークつけるのもいいかも。
とにかく、エコマークと聞くとリサイクルを連想するので、使い捨てロケットに指定されるのはちと不思議です。全部大気圏で燃え尽きるんだっけ、可能な分は回収するんだっけ?……いかん、スペースシャトルとごっちゃになってる。
昨晩夜更かしが過ぎてねむねむです。恰も、ボジョレヌーボー零時解禁バブル祭に参加したかのようです。飲めませんが。
でもって今日はソニーウォークマンの発売日なので、iPodとウォークマンを何か絡めたネタで行こうと狙っておりました。(11/20追記:17日に店頭で商品見たからこう書いたんですが、公式発売日は19日だったそうです。失礼)
ところが、ソニーネタで絡まってくるのは、XCP.Sony.Rootkitと渋谷の謎プロモだし、Rootkit問題は収拾がつかなくなってるし。CDリコールに巻き込まれたアーティストはソニーBMGを訴えないのかな。やはり立場が弱いのでしょうか。それでいいのか著作者人格権。
とりあえず秋山先生の記事を読み、MacOS Xにも「PhoenixNub1.kext」と「PhoenixNub12.kext」が潜り込みたがってるって事を肝に銘じておこうと思います。
デスクトップパソコンは六色林檎を刻印されたMacintosh、ノートパソコンは薄紫の小さなVAIO、20世紀末の蜜月。嗚呼、思えば遠くへ来たものだ。
ほらどこもウォークマンに絡んでない……( =_=)zzZ
11/8に地球観測衛星MTSAT-2が公開されて、今度は打ち上げ用ロケットH2A 9号機が公開されました(^^)着々と進んでおりますなあ。
え?明るい面だけ見てちゃ駄目?いやもうイトカワさんちの話は別件でしてよ?
……すんません。MTSAT-2&H2A 9号機の前に上げる、陸域観測技術衛星ALOS&H2A 8号機がもたついてます。
H2Aの方も毎回改良点があるので、安定してるかっていうとモゴモゴなんですが、8号コンビはALOSのおかげさまです。
もう8号機は種子島に持ってっちゃってるんですけど、ALOSが遅れ過ぎたらどうするんでしょう。入れ替えて先にMTSATを上げるってできるのかな。
どうでもいいけど読売新聞サイト、H2Aの公開は「中部地域ニュース」扱いなのが興味深いっす。愛知県飛島村で造ってるんですのね。
NEDOが、愛・地球博に連れてったロボットを、ビッグサイトの国際ロボット展にも連れてきてくれるそうです。
地球博は結局行き損ねましたから、全ロボではなくても、東京で見られるのはありがたいことですて。会期は11/30(水)〜12/3(土)、今なら事前登録で入場無料です。
産業ロボが建前上の中心題目とはいえ、素人お楽しみメカたっぷりな事には違いなく。有休を取るか、土曜日にお子様にまみれるか、ここが思案の為所です。うひょ。
時事メモ。くろちゃんさーやご結婚おめでとうございます(友達か何かか)。M7.1最大震度3と村上はん一儲けくらいしかニュースのない日で、よござんした。新婦が日本最強コスプレーヤーだったと噂されてましたが、世代と嗜好から考えると疑われても仕方ない?(^^;)
そういえば、新ルパン世代はドリフ世代でもあるんですね。……さすがにあれは、天覧番組ではなかったろうな。
今朝も今朝とて真剣勝負ギャンブル。一日中寒いのか、昼暑くて夜寒いのか、昼涼しくて夜ぬるいのか。通勤の服装が自由で、電車内気温が不確定要素(たいてい高すぎる)なこともあり、日々、気が抜けません。
しかし、実は今は、花見シーズンと同等またはあれよりやや暖かい気候なのでした。
そう思うと、ほんわか心が温まってきませんか。寒くなった寒くなったと恨めしがられている気温が、数か月後には、暖かい暖かいともてはやされている。なんだか不思議ですね。
こんなネタで心温まるのは桜莫迦くらいですか。
どちらにせよ、いまんところ綱渡りで、服装勝負は連勝中です。天気予報が当たり切らないから難しい。
公式発表頼りだと大本営風味でなんだかよく解りませんが、結局、はやぶさが積んでいた観測ロボ「ミネルバ」は失敗したみたいですね。
名前が悪かったんじゃないか。いきなりローマ神話はいかんよ。行き先の小惑星がせっかく「イトカワ」なんだから、やっぱここは日本語路線を貫くべきで、えー、時期的に「お歳暮」とか。いとかわさん家にはやぶさ宅配便でお歳暮送っときまーす、ほら、成功疑いなし……わー怒らないで怒らないで。
イトカワの重力が足りなくて、くっつかなかったようです。
隼が糸川さん家の柿の木の枝にとまるミッションは、ぜひ成功させてほしいですね。なぜ柿の木。
ひまわり5号を望遠鏡で見ようという企画が掲載されていました。デイリーポータルZは、個人が体を張って作ったネタばかりで、いつも執筆者陣の行動力に感服させられています。
さて5号ですが、静止衛星のお役目を引退した時に、軌道を明け渡していました。静止軌道ってのは要するに、地上に相対して静止して回れる「高度と位置」のことなので、同時に2台はいられないのです。
どいた後は慣性任せでふらふらしており、データから改めて算出した位置も、正確かどうかは判らないとのことでした。
宇宙ごみの一員になっちゃったってことなのかなあ。
一世を風靡した有名人がホームレスになっているかのような寂しさを感じました。
それはさておき、望遠鏡で連続撮影したひまわり6号動画が必見です。ひまわり6号が写した画像じゃなくて、ひまわり6号の画像です。静止衛星ってこういうことなんだなあ。理屈では解っていても、やっぱ百聞は一見に如かずですよ。筆者三土たつおさんと、観測に全面協力して下さった倉敷科学センターの三島さんに感謝しつつ、ぜひご覧あれ。
UFJ銀行直営無人店舗ATMへの隠しカメラ設置問題が収束しません。
首都圏54店舗に拡大しました。盗撮されたかどうかは、こうなるともう、運としか言えませぬ。
銀行の店舗そのものですからねえ。周囲からの隔離性が低い汎用コンビニATMよりも、直営で看板を掲げている分、安全だと思っちゃいますよねえ。
UFJ顧客じゃなくて良かった……(((((゜_゜;))))))
しかしまあ。UFJ銀行支店の勘定もけっこうですが、他金融機関と絡めた分析結果を早く教えて欲しいものです。UFJ銀だけが狙われるような独特の事情があるのか、他も標的になりかねないのか、既に手遅れだが影響が大き過ぎるので発表できないのか。以前も同じ意見を書きましたけど、しっかり報道してくれえ。
追伸。ソニーRootkitは、アンチウイルスソフトのメーカー陣によって、(広義の)ウイルスと認定されましたとさ。
Rootkitが空けた穴を活用する、ほんまもんのウイルスも流れ始めたそうな。
SONY BMG、UFJ銀行。みんな一流企業です。「信頼してよい相手」、のはずでした。今後、どうやって判定したらいいんだろう……
スタトレパロディ映画を、フィンランド人の好事家が7年がかりで制作したそうな\(^-^)/パロディはとある親告罪がつきまとう水物ですから、入手できるうちに確実に手に入れておかねば。いやはやそれにしても、アメリカじゃなくてフィンランドってあたりが、ワールドワイドで嬉しいざんす。
Winだとひと手間大変みたいですが、MacOS XではPres' web siteさんの手順どおりですんなり、日本語字幕入りにできました。フォントのおすすめは、Chipheadさんのフリーフォント、"しねきゃぷしょん"。第一水準完備+αで、Win用TrueTypeとMac用OpenTypeが用意されています。
昔、日本製のSTパロディビデオを見せてもらった事がありました。DS9の邦訳が終わってなかった頃で、撮影技術がどうのという問題ではない、迫力勝ちの作品でしたが、あれもやっぱり面白かったなあ。
こいねがわくは、先達への愛情あふれるささやかな楽しみを、既得権益にしがみつく金の亡者達が叩き潰すような世の中になりませぬよう。……既になりかけですが(T_T)
創造は模倣から始まるのだ。ヨーロッパの美術館で模写が許される理由は、その画家が数百年前に生きていたから、じゃ、ないんだよ。
例によって、第一報を入れる時機を逸してますが、いつものことです、ええ。
改めて。SONY BMGのRootkit強制インストール問題が、国をまたいで刑法上の争いに発展しそうです。大騒動の端緒のひとつ、発見から駆除までの顛末を記したハッカー(原義)のblog記事が翻訳されていました。各種マニアックツールを駆使しての大捕物は、迫力満点で読み応えがあります。
一番の被害者は、Rootkit散布に結果的に手を貸してしまう形になった、SONY BMG契約アーティストですね。悪戦苦闘中、一度もやつあたりされなかったとは思えません。
ただ、なーんとなく、もしも本体プログラムの完成度が高かったら、同じ仕様(こっそり潜伏・削除至難)でも、この人の怒りは小さかったような気がしてなりませぬ。
こそこそとした、そして出来のよくないソフトウェアが、自分のシステムに入っていることはうれしいことではない。
つまり、このblog記事の要点は、上の一文だ(^^;)b
対岸の火事っぽく語ってますが、MacOS Xは、見えないファイルだらけな点でWinXPを遙かに上回っているので、ちと怖かったり。
H2Aロケットが、ひまわり6号(MTSAT-1R)のバックアップ衛星MTSAT-2を年内にも打ち上げる予定だそうです。
打ち上げはロケット側の都合でして、先に完成した衛星がお披露目されたのでした。5号がへこたれてから6号(1R)が上がるまでには異様に時間がかかったのに、今度は早いなあ。はっはっは。
……すみません。本来なら1Rは2003年度、2は2004年度に上がっている筈でした。
MTSAT-1Rは、パロアルトのスペースシステムズ/ロラル社がもたもた造って、MTSAT-2は三菱電機がのんびり造ってたのです(形容語句の選定に悪意が感じられる)。1Rがなかなか完成しなかったり、打ち上げロケットがごたついたり。色々ありました。これでようやく、ひまわりがらみの宿題が片付くってことになるのかな?無事に上がりますように。
ところで気象庁にある、妙に日本の立場がかっこいい世界気象衛星観測網イメージ図は現役なんでしょか。
山手線内回りが、8時15分頃から13時17分頃まで、盛大に止まりました。原因が東京駅だったせいか、道連れで京浜東北線北行と外回りまで止まり、山手線の東半分がもう大変なことに。
原因は、重りが外れた事による架線のたるみだったそうです。エレベータや車のクラッチの原理が意外に単純なのと一緒で、電車の架線をぴんと張っとく技術も、原理は単純なんですね。両端に重りをぶらさげてあるのかあ。
ところで、重りが落ちた「東京国際フォーラムわき」の歩道は、もしかして、こないだ話題にしたばかりのTOKIAのそばなんだろか。落下した時にどこに落ちるかまでは計算してなかったんだろな。あの辺は高架なので、地面までは5mもあるそうな。40kgの鉄板がガランガランと5m上から降ってくる図は、想像するだけで結構な迫力です。工事現場横の通過中と違って、覚悟ができてないんだから、脅かさないでおくれ。
ガード下ってちょっとおっかないイメージがありますが、今後は、別の種類の怖さも加わってしまいそうです(;_;)安全第一でたのむー
SCI(サイ):NHKスペシャル『サイボーグ技術が人類を変える』補遺を参考にしながら、サイボーグ技術について熱く語ろうと企んでいたのですが、どうも集中力が続きませぬ。
ぶつけた覚えも捻った覚えもないのに、左の向こうずねが痛むのだ。ふくらはぎはなんともないざんす。足首なら捻ったってとこなんでしょうけど、向こうずねの一ヵ所をピンポイントて何だろう。
原因が判らないだけに不気味です。足首固めてとっとと寝ましょ。
てなわけで、没になっちゃいましたけどサイボーグねたで一言。昔SF屋が危惧していたよりも、サイボーグ技術は世間に受け入れられそうですね。日常生活の不便を解消するレベルのものなら、まずいけると思います。立花氏も言ってますが、人間の適応能力を甘くみちゃいかんですよ。
毎日毎日東京へ通勤してても、行き帰りの経路は決まり切っています。ちょっと外れた場所の動向となると、まるっきり判りません。
東京丸の内にまた新ビルができたんですねえ。東京三菱銀行の裏で、名前はTOKIA、基本的に会社帰りご用達の食べ物屋ビルのようです。
それでもさっそく弥次馬しに行こうと思いましたが、グランドオープンは11/11(金)でした。あら。
「今までも何かがあったはずの場所」がすっかり様変わりしてますと、ついどうしても「以前はどうだったのか」を思い出そうとしてしまいます。
しかし無念な事に、大抵は上手くいきません。思い出せないような物しかなかった場所だから、様変わりの必要があったのだ、ってことなんでしょね。寂しい話です。
さてTOKIAんとこですが。ヨーロッパ調の重厚なビルだったと思います。喫茶店風か小売店風の庇がありました。近付いてからシャッターが下りているのに気付いて、がっかりしたのを覚えています。数年前の東京駅周辺は、日祝休業が当然でしたからねえ。
道路の広さも相まって、妙な取り残され感がありました。これからは、賑やかになるんだろな。
小惑星「イトカワ」に接近中の探査機「はやぶさ」が、着陸リハーサルを延期しました。
落胆しなかったというと嘘になりますが、星の位置が劇的に変わるほどの期間じゃなし、じっくりやっていただきましょう。
一度は探検失敗とささやかれたはやぶさだもんね。いいとこ見せたいよね。
無人くんなのに地球へ帰還する気まんまんなのがロマンチストだぞ。最近じゃ、宇宙開発で「世界初」を名乗るのはなかなかに珍しいのです。うまくいって、日本発世界初、を達成できますように。
『「はやぶさ」以前の小天体観を根底から改める
』探検結果の分析、待ってますわよー。
どうした晴れの特異日。宵にぱらぱらと雨粒が降ってきた時は、雹が降ってきた並に驚きました。
ぬう。これはおそらく、超常クラスの雨男か雨女がイベントを組んだに違いない。
晴天特異日は、曇も含む(率の計算に悪影響を及ぼさない)んだっけ?青空じゃない11/3なんて偽物だー。
てゆか、昨日の方が文化の日っぽい空でした。どっかで一日ずれたのかなあ。
今年最後の花見中継地合併です。広島県佐伯郡宮島町が消滅して、広島県廿日市市宮島町になりました。町名が嬉しい事に生き延びたので、逆に判りづらいですが、自治体が宮島町から廿日市市に替わっています。
中継サイトは広島大学なので、影響はまず出ないでしょう。
安芸の宮島つかまえて桜だけを気にかけてていいんだろか。江戸時代からの桜の名所だったりもするのでいいのだ。うん。
次は2006/1/1、元日付で合併する6地点をお知らせします。中継に自治体がからんでいるのは又兵衛桜(瀧桜)の奈良県大宇陀町だけです。だけったって大物の樹だから心配だー。いっそグレードアップしてくれますように。
表題、三洋キャッチフレーズをもじるつもりが、ITmedia記事小見出しをもじってました。失敬。
ここでの充電池は、単三単四サイズの、いわゆる乾電池を置き換える物のことです。
充電池の売り込み文句といえば、使い捨ての乾電池とは違って繰り返し使えてリーズナブル、と相場が決まってます。
ところが実際には、1年と経たないうちに大容量の新製品が4本パックで魅力的に並びます。つい専用新型充電器ごと衝動買い、気付けば必要以上の本数がごろごろ。実際に使うのは10本たらず、後は自然放電済みのすっからかん状態で抽斗の肥やしとなり、そのうち容量の小さい4本と充電器を、ろくに使わずに廃棄。高い買い物についていました。
1年後でもそのまま使えて、継ぎ足し充電に強いNiMH電池ですか。今度こそ悪循環から抜け出せるかなあ。リモコンみたいな、ほったらかしにする物に使いたいのだ。
(キープ率更新を売り文句にした新製品の競争が始まるものと思われます)
富士通さんが東京と札幌と福岡の証券取引所を午前中フリーズさせました。問題発覚が6時台で解決が13時半すぎですから、12時間ですか。原因が五里霧中だったことを考えると、長かったのか短かったのか。
経済問題としてのコメントは、気の利いたものを思いつきません。
キーワード:落とし穴、単純、ミッションクリティカル、予備システム、納期、テスト期間、予算、システムの共用、取引所の独立性、完全電子化、信頼、根本、世界市場、景気回復、懸念。
適宜組み合わせてご利用下さい。
東京証券取引所(東証Arrowsマーケットセンター)が復活した瞬間の映像を、ニュースで観ました。死んでいた画面や電光掲示が次々と蘇っていく光景に、不覚にも燃えました。NHKでしたがリポーターも興奮気味でした。や、だって、燃えますよあれ。ヤマト発進がすべての元凶と思われます。そして時は動き出す(作品違う)